ホットヨガレッスン

肩甲骨の可動域を開いて代謝アップしたいなら[鷲のポーズ]が効果的

投稿日:2017年6月13日 更新日:

肩甲骨がいかに大事かということは知っていても、肩甲骨を意識してストレッチを行っている人は少ないかもしれません。

私は四十肩、五十肩を経験してあちこちの整体やカイロプラクティックの先生にお世話になったわけですが、どの先生も口にされるのが肩甲骨です。

肩甲骨

それまで肩甲骨の可動域を開くストレッチなんてやったことがなかった私はバチが当たってしまったんですね。

肩甲骨は意識して動かさないといけないパーツです。

鷲(わし)のポーズ

今日は、座位のポーズのときにワシのポーズの時と同じ組手をしてストレッチをしたんですが、このポーズが肩甲骨にすっごく効くんです。

ワシのポーズというのは、本来は下のように立って足も組んでバランスをとるようなポーズです。

鷲のポーズ

おすすめコラム鷲のポーズの正しいやり方と効果

今日、教わったポーズは安楽座のまま腕を組んで行うポーズです。わしの腕で行う達人のポーズとも呼ばれています。

座位の鷲のポーズ

  1. まず、右足を前に出した安楽座になります。
  2. 左手を前に出します。
  3. 右手を下から回して手の平どおしを合わせます。ここで手の平を合わせることができない場合はできる範囲でOKです。痛くない範囲でOKです。
  4. 腕を組んだまま息を吸いながら上へ持ち上げていきます。背筋を伸ばします。これで準備OKです。
  5. 息を吐きながら、ゆっくり右膝のほうへ傾けていきます。キープです。
  6. 息を吸いながら、ゆっくり上体を起こし、今度は息を吐きながら、左膝の方へ傾けていきます。キープします。
  7. 息を吸いながら、ゆっくり上体を起こします。

主な効果

  • 二の腕の引き締め
  • 肩こりの緩和
  • 肩甲骨周りの筋肉を柔軟にする

今度は左足を前、組手も逆になります。そして、今度は左膝の方へゆっくり傾けていきます。

この両手を組んで手の平を合わせることだけでも、肩甲骨周りの筋肉が伸びるのを実感できますが、右側の膝へ傾けていくと、左の肩甲骨周りがもっともっと伸びるのが分かります。反対側を行うと右の肩甲骨周りがさらに伸びるのがわかります。

関連座位の鷲のポーズについては、以下の記事でも紹介しています。

[鷲のポーズ]ができない!はじめは手の甲を合わせてポージング

鷲のポーズは、肩甲骨や肩、背中上部のストレッチに効果のあるポーズです。このポーズは、少し複雑なポーズなので、人によって効果がある部位が異なる気がしますが、肩周り、肩甲骨周りのストレッチには強力なポーズです。肩凝りに悩んでいる方にもおすすめのポーズです。

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ヨガを継続した結果

実はヨガを始めたころ、手のひらを合わせるこのポーズはできませんでした。今でも綺麗に合わせることはできないのですが、かろうじて手の平を合わせられるだけでも驚きです。昔に比べると本当に柔らかくなったなと嬉しくなります。

ヨガを1年も続けると体の変化を確実に感じることが増えてきます。

そういえば、絶対無理だと思っていた背中で両手をつなぐことが最近できるようになったんです!

まだ片方ですが。右手が上、左手が下からだと背中で繋ぐことができるようになりました。下の記事にも書いていますが、以前は本当にできなかったんですよ。半ば諦めていました。正直この年齢でもできるようになったということに自分でも驚いています。

【牛の顔のポーズ】はタオルを使って練習!背中で両手を繋ぐことってできますか?

牛の顔のポーズでは、肩の上と腰から背中へ回した両手をつなぐのですが、私は右も左も背中で手を繋ぐことができません。どんなに頑張っても、届きません。かなり離れています。できない場合は、タオルを使って練習するといいそうです。肩こりや冷え性に効くポーズです。

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鷲のポーズはできますか?もし、このワシのポーズ(手の平を合わせる)が辛い、もしくはできない方は、肩甲骨周りが固くなっているかもしれないです。

肩甲骨の可動域が狭くなると、いいことはありません。できる範囲で痛くない範囲で、少しずつ肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチを行うことをお勧めします。ワシのポーズは本当におすすめのポーズです。

肩甲骨を動かすことで、肩甲骨周りの筋肉がほぐされていきます。

肩甲骨周りの筋肉がほぐされると、肩こりはもちろんですが、新陳代謝が良くなり、血行促進や冷え症にも効果的なのだそうです。

肩甲骨は本当に大事です。身をもって体験した私が言うのですから間違いないです。

四十肩や五十肩の予防にもなるので、肩甲骨周りの筋肉をほぐすことを心がけてくださいね。

おすすめコラム肩こり改善にホットヨガ!

推奨より快適なレッスンを受けられるように準備しましょう。
執筆者/はま

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